不妊症で
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漢方で期待できること~卵胞の質の向上~

漢方薬を継続的に服用することで卵胞の質の向上が期待できます。
病院検査で大きな問題が見つからないケースですと、やはり卵胞に大きな問題を抱えている場合が多いです。補腎活血法・周期療法など漢方薬独特の方法でケアしていくことで卵胞の質が上がり自然妊娠を望むことも十分可能になってきます。

*補腎活血法:卵巣と直結する腎の力を強くし、強くした腎(卵巣機能)に血流を整えることで、しっかりと栄養分を送り、卵胞の発育を促す方法。

*周期療法:西洋医学の月経周期のメカニズムと中医学の考え方を合わせた方法です。月経周期で変化する女性のホルモン分泌にあわせ、「月経期、卵胞期、排卵期、黄体期」と、4つの時期に分け漢方薬を飲み分けます。

なんで6ヶ月以上飲み続けるの?

卵胞は全て減数分裂途上にあります。減数分裂途上にあるため、細胞分裂により増加することはなく、減少の一途をたどります。出生期におよそ200万個ある原始卵胞は思春期に約20万個程度に減少し、閉経時におおよそ0個になります。また、女性の一生のうち排卵する卵子は約400個(12歳で初潮~50歳で閉経と仮定)であり、排卵されない卵胞は閉鎖卵胞となります。

上のグラフを見ていただければわかるように、卵胞の成熟には時間がかかります。また、FSHというホルモンに大きく依存しているのでホルモン分泌も整えなくてはなりません。これらのホルモン系は中医学では「腎精」という考え方に繋がってきます。つまり、「腎」を強くすることが卵胞の成熟、妊娠の成立には欠かせないのです。

漢方で期待できること~西洋医学のデータと併せて~

科学的な検証でのデータが少なく懐疑的な印象をお持ちの方もいる漢方薬ですが、漢方薬を服用することでエストラジオール・プロゲステロンの量が明らかに増え、主席卵胞のサイズ・子宮内膜の厚みが増えたという研究データが不妊症ワークブックに掲載されております。

漢方の有効性

漢方治療を行う際に重要なこと

一人ひとり性格、顔立ちが異なるように同じ体質(証)の方は存在しません。
体質(証)に合ったお薬を飲むことで初めて効果が実感できます。

下田康生堂の子宝相談

お客さま一人一人に
合わせたアドバイス

画一的な対応ではなく、その方の体質·病院治療歴·予算などによりサポートの方法が異なってきます。一度お話しを聞かせていただければ、どのようなことが漢方でできるのかお伝えさせていただきます。

妊娠がゴールではなく
出産以後もサポート

子宝相談は妊娠がゴールではありません。妊娠判定から出産までの約9ヶ月だけでなく、出産後の母体ケア、赤ちゃんを育てるための体力づくりなども考えていかねばなりません。下田康生堂ではこれから先のことも考えて漢方薬を選薬いたします。

精神面も
サポートします

子宝相談ではなかなか人に話せない状況になることもあるかと思います。周りの友達からの出産報告を聞くたびに、嬉しさと悔しさが同時に込み上げてくる不思議な感覚を持った方もいると思います。病院では時間が短く聞きたいことを聞けないこともあると思います。 下田康生堂では予約制で承っており、初回は1時間半、2回目以降もお一人30分ほどのお時間でじっくり相談をお受けしております。漢方相談員は最新の西洋治療も学んでおりますので病院で聞けなかったことなどにも薬剤師としてお答えさせていただきます。

一人で悩まず、私たちにご相談ください。
漢方薬で体の状態をベースアップすることできっとよい解決策がみつかるはずです。

漢方相談