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2019.12.11

漢方婦人科 〜生理痛6 ほてりや耳鳴りを伴う生理痛の方〜

こんにちは

成田の漢方薬局 下田康生堂です。

 

月経痛(生理痛)について

 

生理痛の鎮痛薬がテレビで頻繁に見られるように「生理痛はあるのが普通」と多くの女性は思われています。

ご相談の際に「本来は痛みはないものですよ」とお伝えすると多くのお客様がびっくりします。さらに漢方薬を飲んで生理痛がなくなると今まで当たり前だった痛みがなくなるので尚更びっくりされます。

漢方薬の本場中国では、小さいころから「生理中は冷たい飲食物を控えたり、血を補う食べ物をとること」とお母さんから伝えられていて、生理は女性にとって、とても重要な事であるという認識が浸透していて意識の違いを痛感します。

 

肝腎虚損による生理痛

 

痛み方 生理後1〜2日にシクシクした痛みが続き、腰や膝もだるく感じる
出血の量や色、塊の有無 出血量が少なく、全体的にサラサラしている
その他 睡眠の質が悪く、耳鳴りを感じたり、一定の時間になると熱感を感じる

 

といった特徴があります。

肝腎虚損による生理痛で悩まれる方のキーポイントは

子宮の栄養不足」です。

血を貯めておく肝の働き、生殖器に深く関係する腎の働きが低下しているため、衝脈・任脈にも栄養分が行きわたらなくなってしまいます。

そのため、生理後に胞脈も栄養不足に陥ってしまいます。結果、下腹部のシクシクとして痛みが続いてしまいます。

「不通即痛、不栄即痛」の不栄即痛に当てはまります。

 

 

そのため、肝腎虚損による生理痛の場合は養肝腎、養血柔肝などの漢方薬を中心に使用していくことになります。

代表的な漢方薬として

 

調肝湯があります。

 

当帰 白芍薬 山茱萸 巴戟天 阿膠 山薬 甘草

 

生理痛に関しては今回で終わりです。

 

生理痛など婦人科のお悩みは漢方薬の得意分野の一つです。鎮痛薬で紛らわすのではなく、根本的な解決を漢方薬でされてみてはいかがでしょうか。