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2020.06.10

漢方婦人科 〜生理周期が安定しない方1〜

生理周期が安定しない方について

 

正常な生理をご存知でしょうか?

 

正常 異常
月経開始年齢 12歳ごろ 早発月経・遅発月経
月経血量 50〜150cc 過少月経・過多月経
凝血(塊) なし あり
周期 25〜38日(変動が6日以内) 稀発月経、頻発月経
持続日数 3 〜7日以内 過短月経、過長月経
排卵 あり なし
月経障害 なし〜軽度 月経困難症、月経前症候群

 

生理周期が予定日より7日以上遅れたり、早くなったりする方は月経不順(月経先後無定期・経乱)の可能性があります。

 

月経期になると視床下部から脳下垂体に卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌されます。

FSHの働きにより卵巣内で約14日間かけて卵胞が育ち、その卵胞から卵胞ホルモン(エストロゲン)というホルモンが分泌されて子宮内膜が増殖し始めます。

卵胞が完全に成熟すると、卵胞から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に増加し、脳下垂体から大量の黄体ホルモン(LH)が分泌され、卵子が排卵します。

卵子が排卵し抜け殻となった卵胞が黄体になり、約14日間かけて黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)を分泌し、子宮内膜の厚さを維持させます。

受精卵が着床すると妊娠が成立しますが、着床しなかった場合は、黄体は衰退して白体となり黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)が減少し、子宮内膜が剥がれ落ち生理が起こります。

 

月経不順の原因は急激なダイエットやストレスによるホルモンバランスの崩れが多く、心の悩みや不規則な生活によって月経リズムが乱れる人もいます。また子宮や卵巣、甲状腺などの病気が原因になっていることもありますのでしっかりとしたケアが大事になります。

 

 

生理周期の乱れは体に負担の少ない漢方薬で治療することもできますのでお気軽にご相談くださいね。

次回以降で詳しく解説をしていきますね。

 

 

漢方薬で期待できることはこちら

 

 

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